釘読み! 寄り釘② 袴、風車上
今回は釘読み第3回の寄り釘②についてです。
前回は寄り釘上部のバラ釘、こぼし部分についてお伝えしましたが、
今回は寄り釘下部の袴、風車上について説明していきます。
袴とは風車の上にある釘が連なった細長い部分です。
最近のほとんどの台にこの袴が存在します。
この部分です↓(丸で囲んだ部分)
この袴で見るべきポイントは、
ズバリ!玉の勢いが殺されていないかです!
ここで玉の勢いが殺されてしまうとヘソまで到達する玉の数がかなり減少します。
ですので、袴を見る時は通過する玉のスピードに注目して見ていきます。
この玉の勢い(スピード)を決めるのが袴の幅です。
袴の幅が広ければスピードがあり、
幅が狭ければ勢いが殺されやすいです。
袴を通過する玉は画像のようにスーっと通過してるように見えるんですが↓
実はそうではなく↓
こんな感じで左右の釘に当たりながら落ちていきます↑
基本的に玉は釘に当たれば当たるほど勢い(スピード)を失いやすいです。
ですので、
袴は幅が広いほど玉の勢いが殺されにくいです。
釘の見た目的には左右の釘が一直線にキレイに並んでいるのが理想です。
1本だけ出っ張っていたりするとそれに玉が当たり勢いがなくなりますからね。
幅と形に注意です!
あともうひとつ袴には重要な部分があります!
それは袴の1番下の2本の釘です。
一般的に風車上って呼ばれるところです。
この部分です↓(丸で囲んだ部分)
この部分で寄りを調整しているお店が非常に多いです。
それぐらいヘソへの寄りつきに重要な部分ってことですね。
ここをマイナス調整にされてしまうと玉の勢いが落ちることもさることながら、
玉が外(風車の左)に流れてしまい、完全な死に玉になります。
ですので、この部分のチェックもかなり重要です!
順番的にはヘソの次くらいに大事です。
見るポイントとしては、
下の2本の左右高さを比べて見ます。
ちなみにノーマル調整(無調整)は右のほうが高い形になります↓(左打ちの場合)
ということは、
左右の2本の高さが同じなら→ややマイナス調整
右のほうが低ければ→かなりのマイナス調整
になります。
正直、右のほうが低い調整の台は打つ価値なしですね。(ヘソとの兼ね合いもありますが)
海物語みたいに左右対称ゲージの台は左右で比べてみると分かりやすいです!
その他にも、
2本の釘を左側に叩いて玉を外側に逃がす調整なんかもあります。
最近良く見かける調整が、
下の1本の釘だけじゃなく、下3.4本を全体的に左に叩いてくる調整です。
1本だけ左に叩くと不自然な形になるんで、それに合わせて全体を左側に向けてくるってことですね。
(お客にバレやすいので)
こんな感じで袴、風車上にもいろんな調整パターンがあるので、いつも行くお店の調整パターンをしっかり見抜いていってください。
僕的には機種にもよりますが、風車上より袴全体の幅(形)を重視してます。
幅が狭い袴はほんとダメなんでね。
極悪な調整だと玉がひっかかったり、詰まったりしますからね・・・
是非参考にしてみて下さい。
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カテゴリー:勝つ知識